ガソリンにも様々な種類があります、ガソリンの種類、原材料等を踏まえながら
説明を進めていきたいと思います。
ガソリンとは主に車を動かす燃料として石油製品の中でガソリンは代表的なもの
と言えるでしょう。複数の石油成分、更に添加剤を加え精製する為、石油製品
の中では最も複雑な製品です。
ガソリンにも色んな種類が用途も様々です、自動車用ガソリンは代表的なものと
いえますし、その他にも航空ガソリン、工業ガソリン、有鉛ガソリンなどがあり
ます。全て用途は違いますがどのガソリンも交通、産業、そして生活には密接に
関わりがあります。
また自動車用のガソリンは大きく分けてレギュラーガソリンとハイオクガソリン
の二つに分別され、異なる点はオクタン価と呼ばれるものの数値の違いによって
区別されます。またガソリンの販売価格の約50%は税金で占められてます、この
ガソリン税は道路の整備・維持管理に使われてます。現在では規制緩和によって
セルフのスタンドできてます、見かけた事がある人がほとんどでしょう。
現在は価格の度重なる値上げにより、ガソリンは貴重なものという認識がありま
すが、ガソリンエンジンを搭載した自動車ができる前、今から100年ほど前は
使い道が見当たらず捨てられていたらしいです。それを考えると100年前から
現代にいたるまでの技術の日進月歩を感じさせますが、それはこの100年間が
ガソリンと共に進化の道を歩んできたと言っても過言ではないでしょう。
ガソリンの値上げは車を持ってる人にとってはダイレクトに家計に直撃する為
困ってる人も多いと思います。値上げの原因は何なのか?
簡単に言えば原因は原油の価格の高騰と円安のためです。ガソリンは値上げ前
から世界的にみて国内のガソリンの値段は高いと言われてきました。
原因はガソリン税が負担になっているからです。大体1リットル辺りのガソリン
の値段の約50%が税金です。ガソリンの原材料である原油を輸入した時から
ガソリンを販売する段階までで既に色々な税金がかけられている為、それだけ
値上げにつながっているのです。
そしてガソリンの値上げの最大の理由は原油の値段が世界的に上がっているから
です。
ここ数年で価格はほぼ倍になり、原油はドルで取引されてる為、円安の状態だと
輸入した時に、値上げ分と同じだけ増えます。
それでも石油会社はできるだけ安くガソリンを提供できるよう努力し、販売店も
厳しい競争の中、値上げを最小限に抑えてきました。しかし近年の円安が歯止め
がきかず原油の支払いは増え続ける一方、例えば10円の円安だと、1バレルで1割
近く負担が大きくなります。
そこで石油会社はしょうがなく値上げに踏み切りました。ガソリンスタンドも
値段を1リットル当たり6円ほどに値上げせざるを得ない状況になってしまった
わけです。
原油の価格の高騰は車を持ってる人へのガソリンの値上げだけでなく車に
乗らない人もタクシー運賃、航空運賃、食品、トイレットペーパー等の値上げに
影響を与える為、一刻も早い解決策が待たれてます。
ガソリンの価格比較を季節・種類・ガソリンスタンドなど、色んな角度からして
みたいと思います。
まず季節ですが夏に比べて基本的に冬場はガソリン価格が下がる傾向があるんで
す。なぜならば原油からガソリンを精製する過程の中でガソリンのみを精製する
事はできないからです、ガソリンの他に、灯油、重油、軽油等も精製される事に
なります。冬場は灯油も良く売れますから灯油をいつもより多く灯油を精製する
事でガソリンも必要以上に精製されてしまい、ガソリンが在庫過多の状態になり
ます。結果としてガソリンの価格が下がっていくのです。
次にガソリンの種類ですがガソリンにはレギュラーとハイオクがあります。
この二つの値段を見比べるとだいぶ開きがある事がわかります、レギュラーの方
が安くハイオクは高くなります、基本的には同じガソリンなはずなのに何が
違うのでしょうか?
それはオクタン価と呼ばれる数値の差により区別されています。簡単にいうと
オクタン価が高ければ高いほど安定した燃焼が期待できる、つまりガソリン
としての良し悪しを数値化したのがオクタン価です。ハイオク専用の車に
レギュラーガソリンを入れると燃焼にムラがある為、燃費が悪くなったり
エンジンそのものの故障を招く事になりますので気をつけましょう。
またガソリンの価格は地域、ガソリンスタンドによっても大きく異なります。
ガソリンを買う為に遠くまでいってしまっては本末転倒ですが、少しでも
安い所でガソリンを買う為にはある程度の下調べは必須と言えるでしょう。
ガソリンが値上げした以上、節約方法を考えなければなりません。
一番早いのがガソリンカードです。ガソリンカードを上手に利用して
ガソリン代を安く済ませるコツをここで紹介しましょう。
ガソリンカードには大きく分けて2種類のガソリンカードがあります、ガソリン
スタンド系カードとクレジット会社が発行するカードです。
ガソリンスタンド系カードは同系列のガソリンスタンドで利用すると、割引や
特典が付きます。クレジット会社が発行するカードはお店の系列に縛られる事
なくどの系列のガソリンスタンドでも利用する事ができます。またガソリンの
料金還元の方法も3つのタイプに分かれます。
常時型、条件変動型、ポイント還元型の3つです。
常時型は毎月の請求金額から値引きするタイプです。年会費がかかるものと
無料のものとありますがいずれも手軽に利用できるのが特徴で、また一回の
ガソリンの給油につき常にキャッシュバックがある為、安定感も魅力の一つ
といえるでしょう。
条件変動型はそのカードで今まで使った利用金額に応じてサービスが変動する
タイプです。長距離の通勤などである程度利用金額が大きい方はこちらの条件
変動型が向いてるといえるでしょう。
ポイント還元型は利用の際に貯まっていくポイント数によって還元を行う
タイプです。最初はポイントを貯める手間がかかる、ポイントを交換するのが
手間など多少難点はありますが他の種類に比べて還元率が高い、また特典の
選択肢を広く用意してるのが特徴といえるでしょう。
料金の還元方法とあわせて、そのガソリンカードが利用できる全体的な店舗数
から判断するのも一案だと思いますので数種類のガソリンカードを持って
どういう状況にでも対応できるようにしておけば便利でしょう。
バイオガソリンとは1997年の京都議定書がきっかけでできたCO2の削減に向けて
の決め手となると期待されてる未来のガソリンです。
バイオガソリンの材料はサトウキビやトウモロコシから作る植物原料とバイオ
エタノールを混合したガソリン燃料の事です。
正確にはバイオガソリンを石油ガスと合成し、TBEを混合したガソリンのことを
バイオガソリンと呼んでいます。
バイオガソリンは現在でも都内を中心に給油が可能になっており、全国的には
2010年度の本格導入を目指してます。
バイオガソリンのメリットは最大の理由は環境への負荷が低い事にあり、また
日本の場合は国土が小さく化石燃料に乏しい為、ただでさえ埋蔵に偏りが
ある化石燃料に比べて、栽培条件さえ考慮すれば場所を選ばない生産可能な
植物によるバイオガソリンの方が、安定して確保できるという意味でも国内で
期待を集めてます。
但しバイオガソリンにもデメリットはあります。バイオガソリンを精製する際に
その分の倍の燃料を消費するのは意味がないのではという燃料エネルギーの
バランスの問題です。
さらにバイオガソリンの原料となるのはサトウキビ、トウモロコシ、大麦などの
植物資源になります。これらの資源の利用により価格が高騰してしまってる事や
世界的な異常気象、主に干ばつにより資源自体が枯渇してる点もあげられます。
これらの問題に含めて飢餓にあえぐ発展途上国を尻目に食物を原料に精製すると
いう倫理的な問題もありますが現在のガソリンに偏ったバランスに影響を与えると
いう意味ではガソリンの問題と共に注目していきたい試みだと思います。
ホワイトガソリンとはガソリン(レギュラー、ハイオク)に比べて使用される
不純物がほとんど入っていない純度の高いガソリンです。
ホワイトガソリンの主要な用途として精密機械洗浄用、ガソリンコンロ、塗料
やランタン用などに使用されてます。基本的には自動車に給油されるガソリン
とは、品質が異なります。主にいえるのはオクタン価の数値の違いがあげられ
ます。
レギュラーガソリンだとオクタン価は90から95、ハイオクガソリンになれば
オクタン価は100というのに対してホワイトガソリンはオクタン価は60程度
に調整されてます。共に多かれ少なかれ何らかの添加剤が入っていますが、
言わば添加剤は不純物ともいえる為、純度の高いガソリンといえるでしょう。
ただホワイトガソリンの本来の用途は前述したように自動車用ガソリンではなく
工業用のガソリンであり、少量ならば混合の悪影響はありませんが量が増えると
数々の悪影響を及ぼします。
理由はオクタン価の数値の低さからノッキングが起こりやすい、成分がそもそも
違うので加速性、始動性に難がある、シリンダー内や吸入弁にカーボンの堆積が
発生する、JISの工業用ガソリンの4号、もしくは5号に相当する燃料兼
機械洗滌油になり引火性はガソリンより低い為、自動車には向かないという点が
挙げられます。
ガソリンとは全般的に揮発性が高い石油製品という意味である事からもガソリン
は全て自動車用ではない事からこれらを混同して考えるのは非常に危険な事だと
いえるでしょう。
ガソリンの値上げによる高騰への見通しはここ数年で持ち直す事はできるのか?
今後のガソリンとそれを取り巻く未来への展望を考えてみます。
ガソリンの値上げにより高騰や、ガソリンや二酸化炭素の増加による地球温暖化
問題など課題は山積みですが展望はどうなってるのでしょうか?
ガソリンの値上げによる高騰は数年では持ち直す事は無理だと言われてます。
むしろガソリンの価格の高騰はこれからも続くと言われてます。そう言われると
見通しは暗いように感じますが、その分各企業で次世代の燃料を使用する車も
増えてきています。
代表的なものにはハイブリッドカーが挙げられるでしょう、ハイブリッドカー
とはガソリンエンジンと電動機式モーター、2つの動力源をもち、状況に応じて
単独・複数とその都度動力源を切り替えて走行する自動車のことです。開発当初
は性能に見劣りがしたものの近年はガソリンエンジンの車と比べても性能は
見劣りしなくなっており価格も普及帯近くまでさがってきてます。
また今ではプラグイン・ハイブリッドカーという家庭の駐車スペースで充電可能
なものも登場し、今では電気自動車も特に珍しいものではなくなってきてます。
その他注目されるエネルギーとして太陽光を利用したソーラー発電を利用した車
など、ガソリンエンジンに頼らないタイプの車が普及し維持費でもメリットが
あれば環境に優しい車も注目を集め、現在のエネルギーバランスも改善される
でしょう。
ガソリンだけでなくもっとバランスをとる為に技術の進歩、それと開発は急務と
言えるでしょう。